いずみや

哀れなるものたちのいずみやのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

奇妙な映画だけど、思っていたよりずっと直球のフェミニズム映画だった!人生も身体もすべて自分自身のものだという解放の物語でありつつ、人間はもっと良くなれるはずだという社会全体に向けたメッセージもあるみたいな。
あとエマ・ストーンの演技がうますぎる、大人なのに赤ちゃんという奇妙な状態から始まり(力加減のできない幼児らしい勢いでウィレム・デフォーに飛びつくところ、ウィレム・デフォーの腰が心配になったよ…)徐々に成長していくのがとてもよくわかる。
性描写がめちゃめちゃ多いけど、まあ「女性の身体は女性自身のもの」をやるためにセックスシーンを入れてる意図はわかるし、ちゃんと性病検査しなきゃってなるのも良かった。でもやっぱり私の感覚だとちょっと多すぎて、映画自体の体感時間も長く感じられてしまったかな…
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