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四月になれば彼女はのlabyrinthのレビュー・感想・評価

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
2.8
永遠に続くの?・・・・・愛
永遠に続かないもの・・・・・愛
個々の愛する形・・・・・

今の時代、思いを伝える手段に『手紙』はあまりないですが、
手書きで思いを伝えるって・・・メールメッセージより重くストレートに受けとめると言うか・・・軽くは受け止めるなんて出来ない凄いツールですよね。

涙でグジュグジュにはなりませんでしたが、
婚約者が4月の誕生日に姿を消した理由に、居た場所には『そう言う流れかぁ~』と、意外な展開は面白い流れで良かったです。

あと、主人公の行きつけのバーでのバックミュージックは、その季節を想像させて良かった。

面白いのが、ストーリーに出てくるキャラクターの名前が、四季を想像させるものでした。
もう1つ、孤独・純愛・ラブストーリーでしたが、個々の共通点に良くも悪くも『睡眠』ということ。
主人公は、精神科医の大学病院で患者の診断や治療(不眠に悩む患者の診察)。
他に出てくるキャラクター達も不眠に悩んでいる者も居れば、動物園の動物の睡眠に関して紹介が出てきたり🎵(キリンさんの睡眠)

そうそう、ボリビア西部のウユニ塩湖のシーンが、
素晴らしいものでした。(1度は行きたい場所になるかもよぉ~)

ストーリー、
大学の写真部で出会った初恋の彼女と主人公。
ある出来事により二人は別れ、しばらくして大学病院で働く主人公は、患者でもあった人と婚約する。
ある日、大学の写真部で出会った元恋人から手紙が届く。
写真を撮り旅する元恋人。
世界各地から手紙を送ってくる。

主人公は、今の彼女と結婚の準備を進めていたが、4月1日の誕生日を迎えた日に突然姿を消す。
主人公は、理由が解らない・・・・・がザックリ前半ストーリーです。

過去の彼女とのシーンと
現在の婚約者と
前後しながら進みます。

元カノ、今カノ、元カノ、今カノ・・・・・

ラストシーンの砂浜をダッシュして向かうシーンと帰りの後部席でのバスの二人は記憶に残ります。
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