そろそろ公開も終盤というタイミング。ずっと観ようか迷っていたが漸く鑑賞。
アカデミー脚本賞受賞。
タイトルの"解剖学anatomy"は何を指すのか?サスペンスではないのか?という点で気になっていたが、これはフランスの法廷劇だった。その中で、夫婦間の赤裸々なお話が披露されることに。
あの音声がね。
夫婦喧嘩としては同じような経験がある人は多いのでは。法廷で公開され証言を求められる。それはなかなかしんどいだろうなと。ただ、人が死んでいるのでやむを得ないかと思いつつ、この妻はやり手なのか?という疑問が最後まで僅かに残る。そして、子供の証言は真実なのか?
裁判でないにしても、子供が犠牲者であることに変わりはない。けれど、喧嘩してしまった事実は変えられない。早く離婚すればよかったのに、という外野の無責任な声も正しいようで違う。
赤い法服が印象的だった。
追伸
ワインの国フランスでの日本酒の知名度はかなり高いようですな。