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キリエのうたのlabyrinthのレビュー・感想・評価

キリエのうた(2023年製作の映画)
3.3
相方『なんか歌ってよっ』

 東京、大阪府、北海道、宮城県のロケーション。
東日本大震災を経験した方々には、悲しいシーンもあるかもです。

そう、そうなんです。

路上のミュージシャンの主人公の過去に、災害時被害・障害が入り込んできます。

主人公は声が出ず、歌うことでしか気持ちを伝えれない。
でも、少々声はかすれて出ます。

やはり、自然と涙・・・出ます。

きっと、伝えたいことが有りすぎて、やや上映時間ながい、ながいです。
是非、トイレギリギリ行って見てください。

アイナ・ジ・エンドさんが初主演。
1人2役。
過去のシーンで主人公のお姉さん役とその妹役(主人公)。
そして、唄う歌うシーンもあり、きっと日本アカデミー賞新人賞間違いないでしょうね。

謎多き主人公の相棒に、すずちゃん。
高校の友人。
笑顔でいて、元気もらえるキャラ。
いつも変装?ただのファッション?
その理由は、後半にわかる。
ラストシーンは、待ち伏せの男に・・・
涙の涙の・・・・・。

主人公のお姉さんの婚約者。
主人公を災害時から探す男役に松村北斗さん。
幼き頃主人公と1度目と2度目現在の再会も涙の押しのシーンです。

黒木華さんの優しい小学校の教師役・・・私の先生がこんな方なら良かったのに・・・と思えるものでした。黒木華さんの出演映画は、賞を取る率高いでしょうね🎵

ストーリーは、主人公とその回りの人達の過去と現在、現在から過去と何度かシーンが自然な感じに切り替わります。
よく切り替わりますが、頭ぐちゃぐちゃにならず、ちゃんと理解できます。
そして、徐々に主人公の歌声が評価され、フェスまでたどりつく・・・・・がザックリストーリーです。

主人公『なんか話してよ』
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