shio

窓ぎわのトットちゃんのshioのネタバレレビュー・内容・結末

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

休みだから早起きして観に行った☀️
失礼ながら、いかにも感動系な感じでしょ?と思って舐めてたので、最初は観に行くつもりなかったです。でもネットでの評価見てると良さそうだったので、手のひら返しで観に行きました。すみません。全然泣いたし良かったです。
正直感想というか、自分が何をどう感じたのか全然まとまらない。小林先生が本当に善い先生で良かった〜っていうのと理想の人間としてのある種憧れの感情を抱きつつ、戦争がずっとそこにあって嫌な感じが漂ってるのが苦しかったり、トットちゃんとヤスアキちゃんとの繋がりにただでさえずっと涙ぐみながら見てたのにそんな別れって……とぽろぽろ泣いたり。
絵に関して言うといくつかある空想が混じるシーン?のタッチの変わり方がすごく良かった。水中のシーンは自由で伸びやかで素朴な世界が広がってる感じが特に好きだった!
あと、お父さんらの演奏シーンでみんなシャツに汗染みができてたり、泣き顔のぐしゃっとした表情とか、汚水かき出すところが、あの絵のタッチから出てくることに衝撃を受けた。リアルな生きた人間を描いてる感じが強くて良かった。
これはほぼ関係ないけどやや久しぶりの映画館だったので、観終わった後同じ列に座ってた人らが感想言い合ってたのを見て、映画館らしさを久々に体感できたのが嬉しいです。
shio

shio