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ヴァチカンのエクソシストのlabyrinthのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
3.3
 この夏ホラー映画デビューには、ほどよい映画かも。
実話と言うことにひかれ、ラッセル・クロウさん主役にひかれて見に行きました。

まず、ラッセル・クロウさんが悪魔と戦う!?格闘で?(笑)と1人想像笑い。

この映画の中での主人公のキャラクターは、落ち着いていながらもユーモアがある神父。実話なので、実際の神父様と見比べても外見が近いものがあった(ラッセルさんに失礼かなっ(笑))。
そして、頼りにならない若き神父の相棒が、徐々に頼りになる相棒と成長ぶりも見所。
怖さ的には、悪魔が子供に入り込み、ベットからほぼ移動・動きがなく、血無泥(ラストに相棒がややある)のようなこともほぼなく、ポルターガイスト的なこともそんなにピックアップされてないので、お一人様でも怖くないよっ。
(昔のホラー映画は、目を覆うような怖さがあったけど、何か規制が?取り決めがあるのかな?)

1987年7月修道院で、主人公のアモルト神父は、ローマ教皇からの依頼で、少年の悪魔払いを仰せ使う。
まだ幼い少年が、会ったこともないのに、主人公の若き頃の過去を話し出す。
主人公は、病気ではなく、悪魔だと確信する。
『名前を』悪魔に問いかけてみるが、言おうとしない。
戦うには、名前を知らないと勝てない。
相棒のトマース神父となぜ、少年に入り込んだのかを調査する。

少年の家族は、一家の大黒柱の父親が他界。父親がある修道院の修復工事をしており、父親を失った家族は、修道院それを売ることで生活することを決めて、一時的に修復工事中の修道院に来ていたのである。
この修復工事が原因で悪魔が目覚め、たまたまやってきた家族の少年に入り込んだようだ。
実は、その修道院の地下に眠るものは・・・・・がザックリ前半ストーリーです。

悪魔は、弱みに漬け込んで入り込む様です。
主人公も一時的入り込まれたシーンがありました。
なんだか、身近にある詐欺や犯罪に似てますね。


実際のアモルト神父の言葉
『悪魔に憑かれた人間の98%は、精神疾患などによるものだが、残りの2%は実際に悪魔に憑りつかれた人』
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