ミーハー女子大生

交換ウソ日記のミーハー女子大生のレビュー・感想・評価

交換ウソ日記(2023年製作の映画)
2.7
【あらすじ】
櫻いいよの小説を実写化した青春ラブストーリー。
校内で人気の男子から親友に宛てられた手紙を自分宛てと勘違いした女子高生が、親友を装って彼と交換日記を始める。

高校2年生の黒田希美(桜田ひより)は、移動教室の机の中に「好きだ。」とだけ書かれた、学校で一番人気がある男子・瀬戸山潤(高橋文哉)からの手紙を見つける。
希美が返信を潤の靴箱に入れたことから交換日記が始まるが、彼からの手紙は希美の親友に宛てたもので、潤は交換日記の相手が希美だとは気づかずにやりとりを続けていた。
本当のことを言い出せない希美だったが、空気を読みすぎて話下手な自分とは正反対で、思ったことをはっきりと口にする潤に惹かれていく。

【感想】
よくある人違いラブストーリー。
全然ときめかないし泣けなかった。

ピュアな恋愛映画を期待して観たのですが、全く違う内容でショックを受けました。

そもそも、設定や展開に無理があり過ぎるのですが、100歩譲って最初は出来心で他人になりすましたとしても、あんなに長い間、友達や好きな男性を騙し続けられるのが異常としか思えませんでした。
かと思えば男性の方も騙されていると知っていながら、他人を騙す人間を好きになるとか全く理解出来ません。

ピュアな恋愛映画と言うよりは、他人に平気で嘘をつき続けられる男女の腹黒い恋愛映画でした。

期待して観た映画がつまらなくでガッカリする事はよくありますが、これ程までにガッカリを通り越して悲しみが込み上げて来た作品は久しぶりです。

ストーリー 2
演出 3
音楽 3
印象 3
独創性 2
関心度 3
総合 2.7

11/2024