labyrinth

アナログのlabyrinthのレビュー・感想・評価

アナログ(2023年製作の映画)
3.2
 ビートたけしさんの色々な才能には驚かさせられます。
今回の『アナログ』は、
なんとなく先がわかるストーリーでしたが、
後半の後半、
あの日逢えなかった彼女の理由、
1年後に意外な事で彼女の過去が解る。
そして、彼女のあの日、あの時の涙の理由が明らかに・・・・・。
はぁ~なんとなく、そう来るよね・・・と解っていても泣いてしまいました。

主人公のお仕事辞めてまでの決意も、泣けます。

ストーリーは、
主人公が、内装デザイン手掛けた喫茶店ピアノで、偶然から偶然で、店内で会話をする。
連絡先を交換せずに毎週木曜日に喫茶店ピアノで、会う約束をする。
ピュアなデート?お食事?が続く。
ある日、彼女とクラシックコンサートへ。
途中泣き出し、その場を去る。
日が流れ、喫茶店で再会。
主人公は、次回の木曜に彼女に結婚をお申し込む決意。
次の木曜に彼女は来ない。
結婚申し込む事を察知されたから嫌われた?何が何が?
主人公は、諦めきれない・・・・・が、ザックリ中盤までストーリーです。

携帯持ってない彼女、
主人公のデート・恋愛の進め方(ピュア過ぎ)

今のキラキラ恋愛でなく、
手も直ぐに繋げない、
『アナログ』感でした。それが素敵でした。

でも、でも、ちょいちょい、この作品、
ビートたけしさん感?
トークシーン、アドリブが面白い。
主人公と友人達のアドリブトーク笑いました。
マジに笑ってるのが解ります。

笑えて、
ピュアに癒され、
泣けて、

ラストシーン
主人公と彼女の動かない手が・・・・・是非是非映画館で!

おあとがよろしいようで・・・・・
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