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死霊館のシスター 呪いの秘密のjunのレビュー・感想・評価

3.8
ついに追いついた死霊館シリーズ最新作。
スピンオフ含め公開順で9作目。

これはもはやホラーではなくサスペンスのような感覚で観ていました。

時系列で言うと5作目の『死霊館のシスター』の後日談、あれから4年後の話。

主人公だったシスターアイリーンが再び登場。フランス全土の教会で神父やシスターが不可解な死を遂げていることから、前回同じような経験をして解決に導いた事のあるアイリーンに白羽の矢が立つ。
残念だったのは共に戦ったバーク神父が病死していたこと。
しかし新たなパートナーのシスターデブラを得てアイリーンの命懸けの戦いが再び始まるーー


今回見事だと思ったのはとても分かりやすい伏線回収。まるで結末から組み立てたような回収の仕方に鳥肌でした。

再び登場する悪魔ヴァラクの目的は何なのか…
そして個人的に好きだったフレンチーがまた観られて嬉しかった。
共に戦ったアイリーンとフレンチーの運命が再び交差。しかし前回とは立場が逆転。


だけど他の作品でフレンチーの結末を知ってしまっているのでとても複雑なラストを迎えました。アイリーンの表情が全てを物語っていましたね。

最後に登場するウォーレン夫妻。
電話で悪魔祓いの依頼が来る。
その人物こそが…

そしてエンフィールド事件へと繋がる。

全作品観るのはすごく時間がかかりましたが観てよかったと思えるシリーズです。
ホラーだけど、そこまでの怖さはなく家族愛、夫婦愛、いろんな愛が詰まっていて私は好きでした。

ただこれって10年前から始まってほぼ1年おきに公開されてきたシリーズのようですが一気観ではなく少し時間が空くと内容を忘れてしまって頭が混乱しそうですね😵‍💫

忘れっぽい私は一気観でよかったかもしれません。笑

今度は時系列順で観るのも楽しそう!


以上、死霊館シリーズ一気観レビューでした。長々とお付き合いいただきありがとうございました🙇‍♀️
jun

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