原作未読。
優しい雰囲気に包まれていて、安心して観ていられる。
メインのふたりがお互いを支え合う関係が素敵で、安易に恋愛に結びつけないところがこの作品の良いところ。
こんな関係、現実にはなかなかないと思う。
だからこそ憧れる。
藤沢さん役の上白石萌音がとにかく優しそうで、ほんわかした存在感に癒される。
この包容力は彼女だからこそ。
最適のキャスティングであった。
藤沢さんのような人が職場にいてほしい。
オアシスのような彼女に救われる人は少なくないはず。
PMSとパニック障害についてはそれほど詳細に語られていないので、当事者からすると物足りない部分はあると思う。
この作品を考えるきっかけに、くらいの認識が正解。
作品中でも言われていたように、症状は本当に千差万別なので、100%共感できる人はいないと思う。
わかりやすく症状が出るとも限らないので、自分でも気付いていない人も多いのでは？
無理せず、心の健康第一で過ごせますように。
