このレビューはネタバレを含みます
アーメッドを助けに行くキンリーよりも、ああまでしてキンリーを救ってくれたアーメッドの姿が印象に残り、確かにこれはアーメッドの物語なんだろう。そういう点では、危惧したよりプロパガンダっぽさは少なかったかも。
でもこの終わり方だと、結局最後は偉大なる米軍の軍事力がすべてを解決する!みたく見えてしまいませんか?どうなんですか?
CIA工作員と通訳の共闘を描いた「カンダハル」でも気になったんだけど(これも中東情勢をなるべくリアルに描こうとしていたとは思う)、こういう映画ではどこかに軍隊の見せ場を作らないといけないのか?軍に撮影協力してもらってるだろうし…?と少し勘ぐってしまうよ