ソウルメイトのいずみやのレビュー・感想・評価

オリジナルの映画を知らずに見たけどすごく良かった。互いの人生を生き合うというか、相手のなかにも自分がいるというか、相手のまなざしを通して自分自身を見ているような感じが“君の名前で僕を呼んで”みたいだった。
改めて調べてみたら、オリジナルの「ソウルメイト 七月と安生」とは鍵となるモチーフが違うんだね。本作ではあの絵画の印象がとても鮮明で、それによってお互いの“まなざし”を感じさせる映画になっていたと思う。これが小説になるとどうなるのか気になるから、オリジナルも見てみたい。