漫画原作未読、予習のためにアニメ版を見ての鑑賞。
海自の潜水艦が米原子力潜水艦と衝突、沈没し表立っては海自の全乗組員死亡と報道されたが、実際は秘密裏に日米共同開発した最新原子力潜水艦シーバットに乗船させるための偽装工作だった！その後、日米合同訓練中にシーバット海江田艦長は核を搭載したまま艦、乗組員共に逃亡、そして独立国やまとの建国を宣言するのであったというお話。
この状況だけみると完全にやばいテロリストなのですが果たして海江田の動機や目的は如何に!?
最近、性格俳優化してきてる大沢たかおがツボでしたいつ、んふっ、こここここ、と笑い出すかと思うぐらいにキングダムの王騎に見えました笑、得体の知れない役柄がハマってます。
あとは劇伴の素晴らしさですね、艦隊vs艦隊には銀河英雄伝説と同様に交響曲が似合う、数ある潜水艦映画の中でここまで優雅に思えた潜水艦バトルは初めてでしたね、エンディング曲もB’zの楽曲提供とあってかAdoも歌い方が稲葉節になってて面白かったです。
ただ惜しむらくは防衛省、海上自衛隊の協力、Amazonスタジオ制作と日米の力の入れ具合を感じますが30年以上も前の原作を今、映画化する意義があくまで物語の序章を描いただけの本作のみでは伝わらないと思いましたね。
今のウクライナ情勢や日本を取り巻く状況にも十分に通じるテーマ性がこれから目白押しなので是非とも続編に期待したいですね。
