しらすごはん

search/#サーチ2のしらすごはんのレビュー・感想・評価

search/#サーチ2(2023年製作の映画)
4.5

待ってましたサーチ2、

函館では映画館にかからなかったのです。

原題はmissingなんですね。

確かに〜

デジタルデバイスのモニター画面の映像だけで物語が紡がれるのは『search/サーチ』と同じ。

『サーチ(searching)』と直接のつながりはないですが、チラッと関連も示唆されてました。

『search/サーチ』の事件が、動画配信サービスでドラマ化されっていう設定。

で、今作も後でドラマ化されたという体になってました。


今回は、娘が行方不明の母親を捜索する物語。

良質なミステリーとしても完成度高し。

今回も生々しいタッチに圧倒されました。

デジタルリテラシーが試されます。

前作より何が起きているか分からなかった〜

情報量多すぎ。

アイディア前作以上。

この情報の断片の中に伏線が隠されているんですよね。

主人公は、母親探しを何度か諦めかけるんだけど、映像や音声から喚起される思い出で気を取り直し、その都度探索を深めていく。

何気ないヒントで、アカウントのパスワードを見つけ出すとか。

く〜しびれる〜

そして、オチもキマッてました。

WhatsApp(無料メッセージアプリ)とかTaskRabbit(Uberの便利屋さん版)は、実は初めて知りました。

アメリカのほうでは、FaceTimeのほうがポピュラーなんですね。

アップルウォッチが大事なところで使われてます。

アップルウォッチ、やっぱりほしくなりました!


主人公ジューンは、ロサンゼルスで暮らす女子高生。

母親のグレイスと二人暮らし。

口うるさい母親とは微妙な関係。

ジューンは母を疎ましく思っている。

母親は最近付き合い始めた男性といい感じ。

母親は娘を心配しながらも、その男性とバケーションを過ごすため、南米コロンビアに旅立つ。

ところが、帰国日になっても2人は帰ってこない。

母が犯罪に巻き込まれたと確信し、ジューンは、あらゆるデジタルスキルを駆使して、2人の足取りを掴もうとする。

その過程で、娘はこれまで知らなかった、母親の怪しい顔を知ることになる。

真相に近づくにつれ、ジューンにも危機が迫る…
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