理か

丘の上の本屋さんの理かのネタバレレビュー・内容・結末

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

本好きが集まる


真面目な性格で本をこよなく愛する古書店経営者リベロが主人公。

イタリアののどかな風景の古風な石畳の街並みの一角に店を構える。
隣にカフェがありそこで働くギャルソンの
ニコラは明るく陽気で気のおけない人柄で、
時折店にやって来るキアラ目当てもあり、
しょっちゅう店に入って来る。

店には、毎日さまざまな人がやって来る。
ゴミ箱から拾った本を売りに来るボジャン。
見た目怖そうながら大変な本好きの男性。
革ジャン着てる風変わりな本を探す女性。
ブルキナファソ🇧🇫からの移民少年エシエン。
作家の先生。ふるーい本を売りに持ち込み、
自分の著書を探している。後に見つかる。
初版本大好きな男性。
発禁本コーナーを見る神父。
なぞなぞの本を探す男性。ヒクメット詩人?

フイとやって来たエシエンにマンガを貸す。

本好きエシエンに毎日本を貸すことになる。
📘『ピノッキオの冒険』
猫とキツネの話がおもしろかった、と。
感じの良さは人を騙す為の武器。コオロギ🦗も
📗『イソップ物語』
犬🐕の話。欲深さ
ライオン🦁の話。良いことをすれば返って来る
📕『星の王子様』
ヘビの話。宇宙飛行士が書いた。
📔『白鯨』
📒『密林の医師シュヴァイツアー』
📘『アンクル・トムの小屋』
📔『白い牙』
📗『ロビンソン•クルーソー』
📕『ドン•キホーテ』
📒『世界人権宣言』←贈り物🎁だよ、と。
本を読んで理解して考えを持ち深めていくよう
諭すリベロ。

エシエンとの本についての会話の合間に、
リベロは1957年3月ー5月?)の
日記を時折読む。
ミケーレという人の妻らしいが、誰?

ボジャロが未亡人の蔵書が競売にかけられる
らしいと伝えると、せっかく集めた本がバラバラになるのは心苦しいとリベロ。

リベロ何かの病気らしい。
検査結果を教えてくれない。
しんどそうな様子も窺える。

リベロが、キアラに忠告。
ニコラの気持ちは真面目だから、なぶらず
真剣に受け止めるように、と。

リベロ入院してしまった。
エシエンにリベロからの手紙を渡すニコラ。

 誰にでもある、幸せになる権利❣️

エシエンを取り巻く環境を考えると、
知識をしっかりと身につけ、自身の確かな考えを持ち
正しい判断ができる目と頭を養って欲しいと願う
リベロの痛いほどの気持ちが伝わってくる。
許されるならば、エシエンがどのような青年に
成長するが見たかっただろう。
そして、たくさんの本についての話を
交わしたかっただろう、と思う。

(調べる必要あり)0
我が闘争、
風の影、からの引用、
マリトッツォ‥イタリアのパン楽天で販売してました。
なぞなぞ集1880年
発禁本
オルゴール1957/5/28
理か

理か