このレビューはネタバレを含みます
ロイドの万能さと、ヨルの最強ぶりと、アーニャの顔芸。
わりと大人しめな前半パートと、気合い入りまくりの戦闘後半パートのギャップが凄い。
コメディほのぼのタッチな雰囲気に水を差すような、敵役ボスの非情さ。しかしこの作品の裏側はかなり血生臭いはず。だからこそアーニャに癒されるとも言えるか。
まあ敵側も若干コメディタッチになってたけど。
幼女に排便をするように迫るおじさん達、って文字に起こすと、ただのやばい集団にしか見えないけど笑
圧倒的フィジカルのヨル・フォージャーさんを苦戦させるには、敵側もはやサイボーグ出すしかないという。ファミリー向け映画なので極力死者は出さないようにしてたのかもしれないけど、サイボーグだったらまあやむなし、ということなのか。というかあれはそもそもサイボーグなのか、機械化した人間なのか。
全体的に見れば、子ども向けの要素を踏まえつつ、アクションでメリハリをつけてしっかりした娯楽作品として仕上がっているように思いました。