アキラナウェイ

酔拳2のアキラナウェイのレビュー・感想・評価

酔拳2(1994年製作の映画)
4.1
Happy
Jackie's
Birthday!!

4/7はジャッキー・チェンの69回目の誕生日!!ジャッキー、おめでとう!!

今宵、お酒を飲みながら「酔拳2」を観て、ほろ酔い気分のレビューだゾ。

ジャッキーが1978年に主演して世界中でヒットとなった「ドランクモンキー 酔拳」の続編。実は前作観てないのよね。子供の頃は古典的な作品より、近代・現代カンフー映画に夢中になっていたから。

とはいえ、設定や登場人物については殆ど前作を継承していないので、単体で鑑賞しても無問題(モーマンタイ)。

列強進出が著しい清朝末期の広東。酔八仙(酔拳)を会得したものの、酒の勢いで暴走してしまうフェイフォン(ジャッキー・チェン)は、厳格な父(ティ・ロン)により酔拳の使用を禁じられていた。

そんな中、イギリスが中国の国宝を国外へ密輸しようとする動きに気付いたフェイフォンは、禁じられた酔拳で彼らの悪事を止めようと奮闘するのだが—— 。

いや〜酔拳、最強!!

その動きは予測不能。
しなやかに、軽やかに、
カンフーの型など無視した自由奔放なその動き。
それでいて本人は酔っ払っているからニコニコ笑って楽しそう。

酔えば酔う程
   強くなる!!

90年代のジャッキーの身体能力の高さに、テンション高まるぅぅ!!

父親役は「男たちの挽歌」のティ・ロン。ジャッキーと親子役だけど、そんなに年齢は離れていないよね?

母親役は「奇蹟/ミラクル」や「レッド・ブロンクス」のアニタ・ムイ。こちらもジャッキーの母親役にしては無理があるだろうと思ったら継母役だった。

フェイウォンに厳しい父と
フェイウォンに甘い母。

家族でわちゃわちゃ大騒ぎしている様が微笑ましいし、母がコメディリリーフの役割として面白過ぎる。くるくる変わる表情に魅せられっ放し。夫に隠れて賭け麻雀にハマっている肝っ玉母ちゃんなキャラが素敵。

短剣、長槍、竹棒、様々な武具を駆使したアクションは目にも止まらぬ速さだし、酒を飲む度に動きが良くなるフェイウォンから目が離せない。

特に製鉄所を舞台にしたラストバトルは、何度も炎に包まれるジャッキーにヒヤヒヤする。工業用アルコールを飲んでいるから、もう完全にイッちゃっているジャッキーアクションが最高の一言。

序盤に出てきたアンディ・ラウがストーリーに全然絡む事がなかったり、多少の粗はあるけど、こんな楽しい作品でジャッキーの誕生日を迎える事が出来て何せ幸せ。

日付が変わるまでに何とかレビュー書けたっ!!