Shoko

怪物のShokoのレビュー・感想・評価

怪物(2023年製作の映画)
3.4
〖怪物〗(映画/日本/2023)



『大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子どもたちが平穏な日常を送っている。そんなある日、学校でケンカが起きる。それはよくある子ども同士のケンカのように見えたが、当人たちの主張は食い違い、それが次第に社会やメディアをも巻き込んだ大事へと発展していく。そしてある嵐の朝、子どもたちがこつ然と姿を消してしまう』

ムビチケ当たったので観た。
是枝監督の映画、今のところそんなに刺さったことないんだけど…なんかだるめのフランスのヒューマンドラマみたいな感じじゃない?



・普通に全部喋る






思ってたよりは面白かったけど、だるめのフランスのヒューマンドラマみたいだった(同じことしか言えないの?)
なんか予告の感じちょいホラーっぽいじゃん?ホラーではなかったけど、
スリラー、サスペンス、みたいな感じもありその辺は楽しかった。
このいろんな人の視点になるやつ好き。
子役の子ふたりともめちゃくちゃよかったね。子役特有の演技してる感なくてすごいよかった。
しかしなんかこういうのどっかの映画で見たわーってのが多かった気がする。
マッツの先生のやつ(偽りなき者だっけ?)とか波紋とかっぽさない?
私の中では似た系統。そういうタイプのいらつきが多いのにスッキリのリターンが少なくてすごい疲れた。
怪物だーれだって言ってたけど別に誰も怪物ではないんだけど、みんな悪かったよね。先生も被害者ではあったけど普通にちょっと気持ち悪かったし。
永山瑛太すごいよね。あんなに目つき悪い感じ悪いって言われたらそうだねって思うし(そんなことないのにね)でもイキイキと誤植探してるのはかなり気持ち悪かった。それなのにあんな可愛い彼女がいたってどういうこと?
中村獅童すごい久しぶりに見た気がする。
安藤サクラはやっぱりめちゃくちゃ良くて、ほんとこういう男の子のおかあさんいそう〜って思った。それにしても安藤サクラになりたい。旦那が柄本佑だから。それだけ。
なんかリアルすぎて疲れた。2時間ちょいの映画だったけど体感2時間49分って感じの疲労感。
いろんな人の視点になるの好きとは言ったけどひとつひとつがちょっと長すぎてまた〜?ってなったりしてた。
これ最後子供は死んだんだよね?
あと音楽坂本龍一さんだったね、とても美しくてよかったです。
なんかさこの監督の映画って結局「で?」ってなって終わること多い気がする。

(91/劇場鑑賞48)
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