ロロノアゾロ

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)のロロノアゾロのレビュー・感想・評価

4.0
★★★★【銀賞】

『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は2023年4月14日に公開された劇場版『名探偵コナン』シリーズの第26作目にあたる。上映時間は109分。キャッチコピーは「死ぬな、灰原-------」「浮かび上がる哀しき過去(シークレットメモリー)。守り抜く想いが結集する─」「沈みゆく真実が暴かれたとき、黒き影が集結する─」「絶体絶命の海洋頂上決戦(オーシャンバトルロイヤル) ミステリーついに開戦──」。

黒の組織の登場回、そして灰原哀がメインパーソンとなることで遅ればせながら劇場で観覧しました。ジンやウォッカ、ベルモット、ラムなどの組織の主要人物はじめ、赤井秀一や安室透なども登場する豪華な作品となっております。逆に普段のメインパーソンとなる小五郎や蘭などは脇役となり、原作を追ってない人はついていけてないかもしれません。「ピンガ」という組織の新キャラクターが登場しますがどこか間抜けで組織の人間らしくないですね。まあ消されて当然の人間でしょう。

全体を通して良かったのが映像美でしょう。写真をそのまま使用しているようなグラフィック。アニメも進化しましたね。そして挿入歌が流れるラストシーンはなかなかの名シーン。哀ちゃんの皆を思う優しい気持ちは感動のシーンですね。さて、ベルモットは誰に変装していたのでしょうか。エンドロールのあとの楽しみです。