小皿

NOCEBO/ノセボの小皿のレビュー・感想・評価

NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)
3.6
U-NEXTのポイントで鑑賞。
この映画を観る前の日、職場の別の病棟で疥癬を患った患者が入院となったと聞き及んだこともあって、その日の夜に見た夢にダニが出てきたことをこの映画を観て思い出しました😅
こうもうまく自分タイムリーで観てしまうと、記憶の映像が映画のものなのか夢のものなのか混同してしまいそうになりますが、どちらにしろ言えることは気持ちが悪いってことです😱
『ビバリウム』の監督作品ということで、とても興味をそそられて観ましたが、前作ほど強い印象は残さなかったかなぁ。
東南アジアの土着系の魔術は、それだけで薄気味悪さを演出するけれども、前作で描かれたある意味人工的であるが故の薄気味悪さみたいなものは、とてもクリエイティブな怖さとして驚かされただけに、今回はパンチ力という点で弱く感じました。
それでも面白いと思いましたし、ダイアナの薄気味悪さが、良い方に転がるのか、それとも悪い方に転がるのか、その行方を想像しながら画面に惹きつけられて観ていました😆
この監督、何か鳥に対する恐怖を持っているんですかね。
前作同様、鳥が不気味さを演出していて、前作とリンクしてしまいました。『ハッチング』も思い出しました笑
小皿

小皿