このレビューはネタバレを含みます
こじれてしまった男女3組の関係性を、河とともに生きる人たちの生活と価値観とともに描いていく。
男のもとには自分にとって思わしくない事実が訪れ、そこから回復できないでいる。
そこから逃避する男と向き…
ベトナムの河口の村の3組の男と女の物語。静かな水面を波立たせるのは行き交う舟と、灰になってしまった男の心に再び火をつけようとする女の情念。
男の弱さと女の強さを表したかったと監督のお話があった。(東…
第35回東京国際映画祭 コンペティション作品
ベトナムの水辺の村に住む3組の男女が織り成すドラマです。
3人の女性たちがそれぞれの男性を一途に思い続けるのに男性たちは過去の思いにとらわれて彼女たち…
美しい。
こっちかな?という予想を悉く外される映画。
観客に優しいのか優しくないのか分からない、変な映画だった気もする。
時間の省略が良くて、監督は静的な映画だとトークで話していたけど、個人的にはか…
東京国際映画祭にて。
ベトナムの田舎の水のある風景。
少し淀んだベトナムの水。
日々続く家事。
その中で、3人の女性達は一途に想う。
一途な気持ちが、美しく哀しく恐ろしい。
しかし、女性たちが…
視線
東京国際映画祭にて鑑賞
自己中な男とそれでも振り向いてもらおうとする女性、3組の男女が織り成すドラマ
ベトナム南部の海沿いの町。
そこでの人々は木を切ったり漁に出たりと悠々自適な暮らしをし…
序盤に顔と名前を一致させられず、話に追いつくのに手こずってしまった。
女性陣の辛抱強さは確かにすごいのだが、それ以上に男たちの身勝手がすぎる。男の自分から見て、情けなく思う。
なんとか振り向いてもら…
【人生とは川の流れに火事があるものだ】
作家の高野秀行が「語学の天才まで1億光年」の中で、コロンビアでの体験を例にマジックリアリズムは中南米の現実であると語っている。国家警察は決して辿り着けないし、…
東京国際映画祭2022 1本目
コンペティション部門
おかしな人として描かれてる3組目の女性が一番人間らしいのかもしれない
川に飛び込んだ後から2人の生活が始まる冒頭と、川から上がって来た後から…