11歳の女の子はもう大人になっていく準備が始まる頃。対して30歳の男は人生の岐路で自分はこのままでいいのかって思う頃、な気がする。
子供から大人を見た時に、どうしてこんなに怒るのか、どうしてこんなに悲しむのか、分からない時があるのかな。自分は忘れてしまっているけど、もし自分の親が幼くして亡くなってたら、色々考えてしまうかもしれない。
なんであんなにカラオケの時に頑なに拒否したのか。周りの人巻き込んで誕生日のお祝いの歌を歌ったのに嬉しそうじゃなかったのか。
反対に泥温泉で塗り合うシーンなどスキンシップをしている場面は幸せすぎて、振り返ると切なくなってしまう。もう一回みたら泣いてしまうかもしれない。
ソフィ役のフランキー・コリオは幼さを残しつつも女性の色気みたいなものも少し見えて、この話の役としてぴったりでした。大人になったらきれいな女性になりそう。
この静かな切ない映画で、今年は締めくくりです。
2023年を振り返ると映画は73本、ドラマは32本、アニメは4本。ドラマが今年も面白くて引っ張られちゃいました。合わせて100本超えたので目標達成とします💦
今年特に心に残った映画3本はこちら。
ちひろさん
小さな恋のうた
Perfect Days
ちひろさんは試写会で見させてもらいましたが、生の有村架純さんをまさか観れるなんて貴重な機会でした。これ以降、サブスクで有村架純が出ている作品をおすすめされると観てしまうようなってしまいました。石子と羽男もよかったな。
小さな恋のうたは完全にナメてた映画で、この作品でギターを弾く山田杏奈は忘れられません。冒頭30分で残念な作品と思いきや、その後から巻き返してくれる作品です。
最後にPerfect Days。まさか今年最後の映画館でこんないい作品に出会えるとは…というくらい好みの作品でした。やっぱり役所広司という偉大なる俳優の力もあるし、来年掘っていこうと思っているヴィム・ヴェンダース監督の力がすごいのだと思う。自分は割とセリフ少なめ、静かめの作品の方が好きなのかもしれないです。
今年もたくさんやり取りしていただいた皆さん、ありがとうございました！来年も宜しくお願いします✨そして、来年もたくさんの素晴らしい作品に出会えますように🥳
