リッキー

フェイブルマンズのリッキーのネタバレレビュー・内容・結末

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

映画愛、家族愛にあふれたスピルバーグの自伝的作品。とても深くて、芸術的で面白かった

サミーが手作り感満載で自主制作映画を作るところがワクワクした。制作の裏側も見せるところが良かったし、上映会で反応見るのも良かった

母のハリケーンの日の名言「出来事には意味がある」
お母さんは心が不安定だけれどもサミーを愛しているし才能を認めていて一番の理解者。
そんな彼女を見て育ったことや、父が技術者としてのしあがっていく様や、ユダヤ人の差別を受けてきたことや、転勤や両親の離婚など子供時代のいろいろな出来事がスピルバーグに影響与えたのだと感じた

そして、さすがスピルバーグは印象的なシーンを作るのがうまい!特にラストのフォード監督との会話からの地平線をずらすシーンは最高だった!

「地平線が下だと面白い絵になる!地平線が上でも面白い絵になる!真ん中だと死ぬほどつまらん!以上だ!」
リッキー

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