世間では少数派である趣味嗜好の人達。
きっと私も無意識のうちに彼らを傷つけるような言葉を発したこともあるだろう。
LGBTやダイバーシティなど言葉は浸透してきているが、それぞれの人達が本質から理解し…
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気がついたら絞首台を一段ずつ登らされ、気がついたら首に縄がかかってて、最後の最後で突き落とされた気分。
稲垣吾郎はスマートすぎて、子供が不登校であることを踏まえて肯定したくなるような人間像で、最後の…
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原作すごく好きなので超楽しみにしてた キャスティングに新垣結衣うれしいし、校舎裏の蛇口やベッドシーンが楽しみで…ただ原作の表現があまりにも良すぎたので映画の改変がすべて物足りず…言葉の圧というか殺傷…
>>続きを読む1歩先の多様性とも言える有益なテーマを扱っていると思うし、繊細な人物描写は良い。一般的な性欲がないがゆえ、社会に馴染めない人々の孤独と、その理解の困難さを描いた文学的な作品と言えるだろう。
水への愛…
朝井リョウファンであり原作ファン。原作3回読んでから鑑賞
始まる前から、“これは八重子が真の主役や!”思てたけど、案の定大学の講堂での大也とのシーンで泣いた。自分でもなんで泣いてんのか分からんけど泣…
新垣結衣さんの死んだ眼が素晴らしい。
キャスティングや、演技、抑えた演出も良い。
原作をよくまとめてあるし、特に冒頭の新垣結衣が水に浸かる演出はおおと思った。
そして稲垣吾郎さんが息子と対峙する時…
普通の人とは違う嗜好を持っていることによって疎外感をおぼえる苦しみを描いた作品。テーマとしては交通事故に快感をおぼえる人を扱ったクローネンバーグの『クラッシュ』を想起するものの、「苦悩そのものではな…
>>続きを読むダイバーシティなんだろう。
ダイバーシティとかなにかひとつのきれいな単語としてまとめられるものではないなと思った。
理解してあげる側と理解される側ってなに、
あたりまえとか普通とか、どういうことなの…
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