この国で生きる/シスジェンダーで/ヘテロセクシュアルの/男性 である自分が、何を言葉にできるかと少し困った。
恋人とうまくいかないとか仕事が楽しくないとか友達が少ないみたいなことと同列に扱って普遍化…
水フェチってなんだ?!意味分からない。
途中ついそう感じた自分がいて、でもそれっていろんな性癖やフェチをもった人たちに対しての偏見だと、ハッと気づかされる。
多様性を認めセクシャルマイノリティの人た…
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ドラゴンカーセックスに興奮する人って人間に性愛を向ける人よりずっと無害でマシだなと思った。人を性の対象としてではなく人として愛せそう。そういう映画ではなかったけど。田舎のイオンモールの描写が生々しか…
>>続きを読む出逢えてよかったと思わせてもらえた作品。
無自覚に誰かを傷つけてしまっているかもしれないと改めて気付かされた。
誰しもが「普通」じゃない部分を持っていて、誰しもが生きづらさを感じないために「普通…
このレビューはネタバレを含みます
バラバラで繋がっていなかったものが、少しずつ繋がっていく構成の中で、繋がっていたはずのものが解けてゆくところも描かれていて、対比がすごく良かった。
normalとabnormalの境目をぼんやりと体…
「普通とは」「正しいとは」何か
…シンプルな苦しみを全ての大人に問いかける良い作品でした。キャスト全員の確かな表現力が作品を立体的にし繋いでいた。
印象的なセリフが2つ。
「誰にだって理由があるん…
まず、原作が素晴らしいです。
けれど、読んでみて分かるのですが
人によって全く感想が異なる作品だという事は違いないし、スッキリなんてさせてくれない。
134分という尺に収める為に、削ぎ落とせる部…
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