映像と演技のリアリズムに魅了され、ストーリーにぐっと胸を締め付けられるような傑作。
性的指向のマイノリティといえばLGBTQがすぐに思い浮かぶ。近頃はそういった考え方を理解しようとする風潮がある…
原作者の朝井リョウはやはり着眼点が凄いと常々感心させられる。
世の中は少しずつ多様性を認める風潮にはなってきたが、本当に万人が生きやすいと思える環境にはまだなっていない。
どこか形だけの、よそよそ…
原作未読
特殊なフェチシズムを抱えながら、普通を装って生きる人たちの話。
当事者の目線から描かれてはじめて「普通」という言葉の残酷さに気付かされた。
どんな性質をもった人がいようとその存在自体に…
「みんな違ってみんな良い」とか
「多様性を認めようね〜」が
エンタメ化している。
「男が男を好きでも何にも思わないよ、好きなように生きなよ」
って言ってる寛容さに対してみんなで
「優しくてほっこり…
刺さるわ〜
「地球に留学しにきているみたい」表現が秀逸すぎる
いわゆるお堅い父を演じるゴロウちゃんのおかげで理解しやすい内容
だけど、中身はかなり深い
男と女が恋愛するという概念
女は30手前…
ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社 ⓒ 2023「正欲」製作委員会