ロビン・リーの小説の実写化で人気バンドのリードボーカルと運命的な出会いを果たした４０歳のシングルマザーが１６歳年下の彼とさまざまな障害を乗り越えながら愛を育む。壮大な妄想物語。アン・ハサウェイ主演のラブコメ最新作でどちらかと言えばファンタジーに近しいような年齢差の出逢いを、暖かく見つめる。ハサウェイだからこその画面の維持力や説得力を感じコレがもし通常の一般人なら…という文字どおりの”魔法”をシナリオから良くも悪くも感じてしまう。夢みがちな題材ふくめ日常脱却ムービーとしては、エンタメとしておもしろい。
