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オオカミ狩りのbutasuのネタバレレビュー・内容・結末

オオカミ狩り(2022年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

ただのスプラッター映画。とにかく血の量が尋常ではないが、飛び散るとかではなくバケツでぶちまけるレベルの量で、さすがにやり過ぎ。こういうジャンル映画だと割り切って観ないと、不自然すぎて違和感しかない。とにかくひたすら赤い液体をぶちまけているだけの映画なので、まるで内容に集中できない。

とはいえ内容もただの殺し合いなので別に集中する必要もないのだが。冒頭の「超凶悪犯を大量に一度に船で移送する」「警備は数人」という設定自体がもうありえなさすぎる。

そして中盤に怪物が出てくることで敵も味方もなくただ怪物から逃げるパニック映画になるのだが、なんとその怪物は戦時中に日本軍の人体実験の結果生まれたのだった!欧米の映画だとこういうのは大抵ナチスの人体実験なのだが、韓国映画だと当然のように日本軍のせい。韓国人顔の"ケンさん"が片言の日本語を喋り、わざわざ実験室内に掲げてある旭日旗の下で日本軍が怪物に無惨に殺されるシーンにはゲンナリ。
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