このレビューはネタバレを含みます
やっぱミステリックな展開を映画尺で描くのは無理だ。映画はどうしても一撃の絵力に力を注ぐ方向性になってしまい、本来鑑みたいキャラの心理描写が弱くなってしまうと思った。あと、私は深読みというか考察をするとキャラの心理描写がやっとわかるみたいな構造が苦手なので、余計この手のただ奥深いように見える薄い物語が好きではない。
雑賀先生が死んでしまった結果を、常守朱は「あんな結果」という言葉をはっきり使って花城の姐さんに突っかかるのだが、これは俺が思う常守朱の性格とは解釈違い。狡噛にしても、狡噛は短編映画で日本に戻ると心を決めた時から、常守朱にかける言葉は考えてきたはず。ここも解釈違い。なんか自分のエゴと公式の間で変な食い違いがあるというか、言ってしまえば、話題作りのためにキャラが行動しているような気がしてならなかった。
とまあ見苦しいオタクの嘆きですよ。結局は正しいのは公式なので！
でも慎導篤志が結婚式当日に自殺したのってさ！そんな描写3期の時に全然なかったじゃん！美佳ちゃんが局長に(このあと延々とオタクの鳴き声が夜の街に響き渡っていた)
