にっきい

ガンズ&バレッツ CODE:Whiteのにっきいのレビュー・感想・評価

ガンズ&バレッツ CODE:White(2022年製作の映画)
2.8
気合いが入ると「にゃー」と声が出るオルガ・キュリレンコさん。

大好きなブルース・ウィリスの残された6本の日本未公開作品のうちの1本。
関西では大阪でしか上映無かったので観てきました。

前哨狙撃兵が頑張る話し。
これってオルガ・キュリレンコ、マイケル・ルーカー、ジョン・マルコヴィッチそしてブルース・ウィリスと、結構豪華なキャストなのに、何故こんなにマイナーなんだ?
まあ確かにストーリーはイマイチなんだけどw

表向きは不動産王のブルース・ウィリスから邪魔者を殺せと命令を受けたマイケル・ルーカーは、若い弟子にやらすのだが、別件で張っていた刑事のオルガ・キュリレンコさんに見られてしまう。
ブルース・ウィリスは当然オルガさんも殺せと怒るのだが、マイケル・ルーカーは死んだ妻と同じネックレスをしているオルガさんを助けたくなり…、って話し。

こう言う殺し屋が主人公の映画あるある。
怪我をした所を自分で縫いがち。
ちゃんと病院で手当してもらって。
殺しの現場は見られちゃったけど、マイケル・ルーカーの弟子は"次元が違う"と言われるくらいの凄腕。
なのに何回襲撃してもオルガさんを仕留められない。
そしたらオルガさんも元海兵隊で叙勲されるほどの人で、警官になってからも叙勲されてるこちらも凄腕。
となると弟子とオルガさんの一騎打ちが見所になるはずなのに、ブルース・ウィリスとマイケル・ルーカーの友情とか、失敗ばかりするマイケル・ルーカーをブルース・ウィリスが粛清しようとしたりとか、そっちがメインになってます。
ジョン・マルコヴィッチはブルース・ウィリスの手下だけど、見限って離れていく役。
全編通して何度も銃撃戦があり、アホほど撃ち合って迫力はあるのに、ストーリーに盛り上がりのないちょびっと残念な作品。
原題の『白象』は、マイケル・ルーカーが殺し屋引退したら奥さんとアフリカに行って、象の保護活動しようと約束してたから。

因みにジャケ写で銃を持ってる(ように見えるだけ?)ブルース・ウィリスは、不動産王の役なので銃なんて撃ちません。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年11月23日
鑑賞回:18:55〜20:35
劇場名:シネマート心斎橋
座席情報:劇場① J-6
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:92分
備考:TCG会員サービスデイ(1200円)
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