風来坊

インデペンデンス・デイ2022の風来坊のレビュー・感想・評価

2.0
もう既に隕石が落下したところから始まる。前置き省いては良いけど、あんな隕石が落下したらそれだけでもかなりの被害だと思うけれど…。
異星人の機械は何処かで見たことがある造形ばかりだけど、アサイラムにしてはCGは頑張っている印象。

簡単に説明するとスーパーポジティブな黒人のお母ちゃんが異星人相手に頑張るお話。
本家と同じくお偉いさんの演説があるけど、そいつに威厳の欠片も無いので全然アツくないです…。

アサイラム作品に共通する問題としてはスゴい事が起きているのに何故か緊迫感が伝わって来ないのは本作も同じ…。
今やアサイラムにお馴染みとなってしまった、ウィリアム・ボールドウィンさんが将軍役で出演。かつてのスターなのでこの面子では存在感はあるが、尊大な将軍という非常に残念な役…。

アサイラムには珍しく人類と異星人の葛藤とかドラマ性がありました。
正直、アサイラムにそれは求めてないのですが…。
ラストも打ち切り漫画のような中途半端な終わりかたでした。
アサイラムにしては豪勢にCGの機械がボンボン出て来て、まずまずは楽しめた作品でした。
風来坊

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