さすらいの旅人

告白、あるいは完璧な弁護のさすらいの旅人のレビュー・感想・評価

告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)
4.0
★契約書の署名には注意が必要です
【VOD/WOWOWオンデマンド/配信視聴/シネスコサイズ】

う~ん、悔しいけど完全に騙されました。
二転三転は当たり前、最後のとどめでヤラレタの気分です。後で調べたらスペイン、イタリアに続き三回目の映画化とのこと。なるほど面白い訳だ。
※本作は事前情報なしに鑑賞する事をおすすめします。

ソ・ジソブ主演の韓国映画。密室殺人事件の犯人にされた主人公は果たして裁判に勝てる確証が得られるかがポイントのストーリ。主人公は凄腕女性弁護士を雇い着々と検察へ反撃の材料を集める。弁護士は事実を知らなければ弁護は出来ないと話し、主人公に真実の告白を迫る。厳冬の中、雪に埋もれた別荘での二人の話し合いが緊張感タップリで、画面から目を離すことが出来なかった。

ただ、ウソと捏造も加わり、何でもあり的なストーリの面もあり、個人的には多少が違和感が残った。まあ、ソ・ジソブを始め出演者の悪魔的演技を見るだけでも鑑賞の価値あり。