鎌谷ミキ

川のながれにの鎌谷ミキのレビュー・感想・評価

川のながれに(2021年製作の映画)
4.3
【那須塩原のプロモに留まらず、情感たっぷりの力作】

[四行あらすじ]
君島賢司(松本享恭)は、母を病で亡くした。父は幼い頃に亡くなったと聞かされていたので、一人になった。自分が「変わらない」ままでいいのかを考えるようになった時に…

[レビュー]
松本享恭くん目当てで鑑賞しましたが、脚本もされた杉山嘉一監督の優しさが詰まった作品でした。過去作も観てみたいと思いました。

プロデューサーが『ビーチ・ボーイズ』などトレンディドラマに出演されてた川岡大次郎氏で、那須塩原のまちづくり大使もされてるようで。那須塩原の美しさを映し出す意気込みや気合いも画面から感じられました。

本作は「変わらないって、ダメなことですか?」主人公賢司のセリフでもあるように、自分探しの物語。若い時はなあなあで、できていても「これでいいのだろうか?」と感じる時はないでしょうか?この、心の動きを繊細に描いていることに好感触!大きな出来事は起きませんが、心の動きがメインな好きなテイストの日本映画ですね。

享恭くんの、繊細な演技。怒りを洗濯畳む動作で見せてくれたり。ツアーガイドは冷静に。喜怒哀楽がハッキリわかりました。

その仮面ライダースナイプこと享恭くんが好きな長男と観に行ったので、途中集中か途切れる場面もありましたが(ポップコーンもなかったら、母に話しかけるわな)また観に行きたい作品です。

☆*………………………………………………………☆*

こちらが本命!?めっちゃ久々に舞台挨拶&サイン会付きの回を観れました😆

まず大阪出身という意外な川岡さんの関西弁トークに、私たちは鷲掴みにされました。

主役の享恭くんなのですが…なかなかこちらを見てくれない。シャイなのかな?それがまたいい✨(特撮好きだけに。長男と私はエグゼイドのファイナルステージを見に行くほどの花家大我さんのガチファン)

杉山監督がなかなか面白いキャラの方で。やっぱり脚本は、その人の好きなものが滲みでています。

フォトセッションタイムまでありました!勿論、ツイッターにアップしました(興奮気味)

そして、サイン会。まずプロデューサーの川岡さん。「いくつですか?」「飽きずに見れましたか?」と、長男視点で聞いてくれるのが、めちゃくちゃ好感持てました!私はちゃんと「テレビでよくお見かけしました」とお伝えしました。

そして、享恭くん。やっぱりこちらを見ない💦「5歳から見てます」「大我さんが一番好きでした」長男の言葉に耳を傾ける享恭くん。流石、仮面ライダーで子どもと接する機会が多かっただけありますね!
私ですか?エグゼイドの話してたら苦笑されました。めちゃくちゃカワイイ顔で😍

そして、杉山監督。私は本来裏方の監督好きな性分。なのに「情感たっぷりでよかったです」素人か映画の🤣🤣🤣これにて終了。

映画館出たのが上映時間から2時間半過ぎ。めっちゃ濃厚な時間を過ごせたこと『川のながれに』スタッフのみなさん、シアターセブンさん、ありがとうございました✨✨✨
鎌谷ミキ

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