このレビューはネタバレを含みます
総合的にはど真ん中2.5かな。
可もなく不可もなく。
別に最後まで観れるけど、観てどうのってこともなく。
最初にいいところを書けば、
まず俳優さんたちはとても良い。
子役の子だけまぁちょっとあれだけど
それ以外の役者さんはとても良い。
あとは衣装やヘアセットも素敵。
セットなのかCGなのか知らないけど
街の画も立派でよかった。
綾瀬はるかさんらがアクション頑張っているのに
んー…いまひとつ面白くないのは、
これは監督さんの課題だと思う。
伝説のスパイが何かを守るために
再び身を挺して戦う系のお話なんだけど、
まぁストーリーや登場人物の思いなどはこれと言って特別感なく、感情移入することもなく。
ただ山本五十六は実在するので、そこだけは深みがあって良い。
実際に山本の奮闘で日中戦争→世界大戦を10年ほど遅らせた…と現実につながるストーリーなのだろう。
あとはまぁ最初から最後まで暗い。笑
最後の最後で長谷川博己をちょっと笑いに持っていくシーンを持ってきていたけど、
最後の最後だけあんな風に持ってこられても、ちょっと遅いというか、
「お、おう」と思う間にエンディング。
琴子ちゃんの出るシーンだけが
明るく朗らかな感じな雰囲気があり良かった。
何だったんだろう？と思うような設定や
セリフもいくつかあるけど、
原作由来なのか、原作ではそれが活きてるのか、マクガフィンなのかは不明。
別に眠くならず最後まで観れるけど、
面白くもつまらなくもない。
なので「映画」としての評価はもうちょい低いんだけど、まぁ個人的にどうだったかというスコアでは
本っっ当に普通、良くも悪くもないので
ど真ん中の2.5にしておく。
人におすすめはしないかな笑
