田中太郎

胸騒ぎの田中太郎のレビュー・感想・評価

胸騒ぎ(2022年製作の映画)
3.8
旅行先で出会った家族。
家に招かれ素敵な休日を過ごそうとするが…

北欧ホラーは好きな作品が多いがそのどれもが少し難解でメタファーを多用する様な映画が多いイメージ。

そんな北欧ホラーだが、今作はそんなことせずにどストレートにホラーを描いている。
徐々に露わになる"違和感"。それは次第にストレスに変わり、家族と家族が衝突する。

終始"胸騒ぎ"を感じる作品で、その胸騒ぎの正体はとんでもないモノであった。
当たってほしくない予想が次々あたる。いやぁ久々こんな胸糞映画見ましたよ。

映画というのは、0か100でいいと思っている。
幸せな映画なら100%幸せで良いし、胸糞な映画なら100%胸糞に振り切って欲しい。

この映画はまさに100%胸糞に振り切っており、終盤のシーンは製作陣の気合と嫌われる勇気を感じた(笑)

ど直球にホラーだし胸糞だしサスペンスなのでそういうのが好きな人にはたまらない映画。
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[映像面]☆☆☆☆
[脚本面]☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆
田中太郎

田中太郎