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胸騒ぎのMATAOのレビュー・感想・評価

胸騒ぎ(2022年製作の映画)
3.7
トークショー付きの試写会で見てきました。
期待通りの救いの無い胸糞悪い(褒め言葉です)映画でした!

旅先で出会って意気投合したパトリックからの招待で、オランダにある彼らの家に行くビャアン一家。
少しずつ重なっていく違和感に見ていて不愉快になりますが、更なる不快感を求めて食い入るように観てしまいました。帰るタイミングって大事ですね。

確かにビャアンの立場に立てば不愉快な映画ですが、パトリック夫妻の立場に立てばサディスティックな気分で鑑賞できるかもしれません。
見ていて『ファニーゲーム』を思い出しました。
本作をブラムハウスがリメイクするらしい(もう?)ですが、果たしてその判断が正しいのか謎です。

観賞後の平山夢明さんとナマニクさんのトークショーは、こんな風な見方もできるんだなと聞いていて興味深かったです。
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