やっと名古屋で上映が始まったので監督ほかの舞台挨拶付きで観ました。少数精鋭スタッフでキャストも裏方仕事をやりながら作り上げたとのこと。心に傷をおった友人の話から着想しただけあり、児童虐待のトラウマを真摯に物語に取り込んでいて、尚且つラブストーリーにもしていたり、劇中のアニメまで制作していたり、監督の想いの強さが映画に焼き込まれていて低予算だろうけど、見応えの半端ない作品でした。亀井享監督の「無垢の祈り」の少女のその後の人生みたいな物語なのが興味深く、ホラーからの恋愛展開は最近の「ハロウィンTHE END」でもあったのでこれがホラーの新しい流れにもなるかも。
