軽妙洒脱とはまさにこれ。
リチャード・ロジャースとロレンツ・ハートのナンバーがどれもとても素晴らしい。
冒頭の生活音が重なってやがて音楽へと変わっていくシークエンスから引き込まれる。
同…
「身分がどうであれ 仕事が何であれ どこに住んでようと 愛してる」
何度も歌われ、科白の中でも出てくる。
さて、仕立屋だから 赤い糸で縫えるのか!なるほどうまい。次に影の演出、影の使い方が実にお上…
No.70["大量生産ミュージカル"と"スクリューボールコメディ"の中途半端なハイブリッド] 50点
何ともムカつく邦題であるが「今晩愛して頂戴ナ」で当局に差止めを食らったらしい。そして”は”を入…
テーラーである主人公のモーリスがパリの街を闊歩しながら、庶民の様々な生活風景がスピーディーに描かれるというオープニングです。
窓を開ける音
布団を叩く音
シャッターをあげる音
包丁を研ぐ音
靴に釘…
静寂に包まれた早朝のパリ。男がつるはしを振り下ろす、ドン。道端で寝る酔っ払いのいびき、コォー。ほうきで路を掃除する、サッサッ。人々が起き、街が動き出す音、音、音がリズムを刻む。ドンシャッコォーサッサ…
>>続きを読む音がどんどん重なっていく最初のシーンはドキドキワクワクすること以外あり得ないね?
ミュージカル苦手な人はやめといた方がいい、確実に。
Isn't it romantic〜♪がすごくもう幸せ。
ディ…
最初の街が起きて音が重なっていくシーンは心が躍る。ラブシーンなんかは王道な撮り方すぎて、つまらないものだけども、早回しや遅回しを使った遊び心とか、ラストのオーバーラップ(長い)とかたまにビックリする…
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