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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室のlabyrinthのレビュー・感想・評価

3.8
 テレビドラマの続きですが、変化があります。主人公が再婚して、奥様が妊婦さんで、いつ生まれてもおかしくない状態。そんな中に、解ってましたが、救助要請が入る。
横浜で、放火があり、ビル内でケガ人。
厚生労働省が新設したYOKOHAMA MERと東京都知事TOKYO MERの救助がはじまる。
が、横浜MER側は、危険な場所に自ら出向き医療行為はNG。
東京MERだけは、炎に包まれた現場に向かう・・・・・がザックリ前半ストーリーです。

 東京MERが建物に入り救出スタート時点で、主人公の遣ることなすこと『感動』『涙』『驚き』の連続です。
 まず『涙&感動』では、終わりに近づくにつれ『涙』『涙』です。その涙も色んな涙です。各地の救急車や医療関係者が現場に集結で、みんなの協力で『嬉し涙』。横浜のMERが、危ない現場に行き、医療行為禁じられてるのに、東京MERの力になりに建物に入るシーンで『感動涙』。主人公の妊婦の奥様を守るシーンに『涙』です。
そして『驚き』では、主人公の鈴木亮平さんのスピード感ある早口のセリフです。セリフ内容は、噛んじゃうような横文字が多く並ぶもの。しかも、ハッキリ聞き取れる。セリフ量もまあまああるのに凄いです。匠です。あと、今回参戦の横浜MERの杏ちゃんも同様に、すばやい動きに、長文&早口のセリフ。ただただ、驚きです。

 ただのテレビドラマの延長映画でしょ~と思いきや!こんなに役者魂を見せつけられるとは。
これが、臨場感あるハリウッドレベルの爆破に炎だったら・・・・・凄い映画になったかもね。

『待っていなくちゃ救える命も救えなくなる』から、
『待ってるだけじゃ救えない命がある』にかわる、YOKOHAMA MERの杏ちゃんも見所です。
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