この主人公ですが、あの時代にあって、自分の世界を妥協せずに絵の世界に落とし込んで、しかも評価されたのだから、価値ある人生でした。
恋愛が犠牲になったのは仕方ないかな〜と思います。
恋愛よりずっと、画…
作中に度々ある、黙々とひとり自画像に向き合い続ける主人公の制作シーンは、その時の彼女の心の描写そのものに見える。ナイフで色を削る音と彼女の呼吸だけに包まれる空間、心地よい。
これは「恋愛」映画…
これまた彼女をまったく知らなかった。この年になってどんどん己の無知さに呆れてしまう。人は死ぬまで学べるって本当にその通り。多分死ぬまで知らない事だらけなんだろうなぁ。
それにしても本当の彼女の人生…
モーツァルトの旋律に、最後に映し出されるヘレンの作品。至福。パンフにも絵があり、レンブラントのように80枚以上の自画像を残したそう。
3年前、フィンランドと外交樹立100周年を記念し、国立近美で、…
美しくも静謐な光あふれて
フェンランドの女流画家ヘレン
1946年に彼女は83歳で逝去された
19世紀と20世紀を半分づつ
生きていらした方のよう
50代からの彼女の黄金期が描かれています
…
フィンランドの画家ヘレンシャルフベック。
抑圧された時代背景の中で 彼女の画家
人生の転機となる恋と失恋を絡めた8
年間を自然豊かで溜息ものの情景美と
彼女の心情に寄り添った切ない音楽で
奏でる、…
7年前に東京の展覧会で見て初めて知ったヘレン・シャルフベック!
繊細な心情と、描かずにはいられない性、ヘルシンキ大聖堂、アテネウム美術館、フィンランドの街並みと自然、音、空気、ことば、とっても上質な…
流れ続ける
ピアノとバイオリンの旋律共に
心をかき乱され
陶酔状態になる
植木鉢を置く音 ナイフとフォーク、、、
捨てる水の音、、、さえも胸に響く
北欧の風景も含め…
時間も心も、ヘレンの繊細な感情がすごく細くてキラキラした糸みたいで、映画館のスクリーンの外にもれてくる感情を辿ってるみたいな
痛いくらい悲しみとか愛しさが伝わってきて、常にどこか悲しいというか
画家…
©Finland Cinematic