『心臓の前に脳が壊れる全ての人へ』
「人生は夢ね」
「ああ
人生は夢の中の夢だ」
「私たちに🥂」
「こんなふうにも思っている
映画は夢を見るのに最適な場所だ
夢の翼を広げ
夢を語るのに相応しい
映画館には闇がある
周囲のものから切り離される
眠る時と同じだ
夢の中で生きるんだ
ひとつの壮大な夢なんだ」
「家に連れていって
帰りたいの」
「母さん?ここが家だろ?」
「違う」
「怖いの」
「怖い?そう言ったの?」
「分からない」
「この家族はみんな薬漬けだな
薬の奴隷だ笑」
「この家は悪夢そのものだ」
「疲れるし大変だけど話し合わなきゃ」
「ふりをしないと
普通のふり」
「どこなのあなた
あなた
どこなの」
「これが2人の新しいおうち?」
「違うよ
これは家じゃない
家には生きてる人が住むんだ」