さるやん

ヘルドッグスのさるやんのネタバレレビュー・内容・結末

ヘルドッグス(2022年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

最近、映画のなかの可愛い動物が酷い目にあうのが耐えられないという優しいあなた!!
ご心配なく
ヘルドックス(減る!ドッグス!)ですが犬は減りません
汚いおっさんたちがものすごく減るだけです。
一応ヤ○ザ社会の抗争を描いておりますので、でてくるおっさんたちが次から次へとやられていきます。

こんにちは、さるやんです。
filmarks主催の試写会に当たりました
ありがとうございます。
9/8までにレビュー上げてくださいとのことで、書くのが超遅い自分はあたふたしながら書いております。

原作は深町秋生のヘルドックス地獄の犬たち
監督はいろんなジャンルを撮影している
原田眞人監督脚本です。
主演は岡田准一で、扮する兼高将吾は私怨のために殺人を犯し、許される代わりに闇組織への潜入捜査を強要された元警官。岡田准一さん自体三種の格闘技の師範免許をもってます。
フィリピンの武術 カリ
初代タイガーマスク佐山サトルが、総説した
USA修斗
そして、ブルース・リーが考案した
最短で相手を倒すことを目的とした
ジークンドー

今作をみるといかにスピーディーに相手を行動不能にするのかということに重点がおかれてるのがわかります。

そして、岡田准一さんの体つきがめちゃくちゃ筋肉質というわけではなく、筋肉の上に脂肪を程よく乗せてるのがわかり(打撃ダメージの緩和のため)、関節の可動域が柔らかくどんな体制からでもあいてを倒すグランドのテクニックもすごいな、と感じました。

坂口健太郎さん扮す室岡秀喜が、組でも取り扱いが難しいサイコパス役で、はぐれもの同士、兼高を慕っているのがわかるイチャイチャぶり。体も鍛えてしっかり仕上げてました。

この二人をメインに
北村一輝、松岡茉優、大場泰正、大竹しのぶ、村上淳等

そして、特筆すべきは
MIYAVIさん!
巨大闇組織 東鞘会の若きトップを演じてますが
もう、フェロモンだだ漏れ
画面に出てくるたびに背筋に旋律が走るくらいのカリスマ性を醸し出してましたね。
正直、ストーリーも綻びが多いし、セリフも早口でなにをいっているのかわからない場面も多い、薄暗いシーンが多いなど弱点も多いと思ったのが本音ですが、
MIYAVIさんがあのスタイリッシュで人心掌握の天才、しかも彼なりの美学と正義を持っている十朱義孝役に配役したことだけでも十分にこの映画の成功をものがってますね。
たぶん、さるやんが潜入捜査官なら秒で寝返りますね。

男たちのプライドをかけた闘いとそれに翻弄されながらも抗おとする女達
迫力満点のアクションとガンファイト。
たまに入る謎のオペラ
バーチャルヤ○ザの抗争を是非その目で確かめてください。

今回はヘルドックスということで
可愛いヘルドックをアイコンにしました。
さるやん

さるやん