さるやん

メタモルフォーゼの縁側のさるやんのネタバレレビュー・内容・結末

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

コロナ落ち着いたと思ったらまた増加しておりますね。
今年のコミケはやるのでしょうか?
こんにちは、さるやんです。
その昔ボーイズラブ(BL)が世間の認知が少なく特殊な趣味と蔑まれていた時代がありました。
その頃はBLなどとおしゃれできれいな名称でなく、やおい と呼ばれておりました。最初、同人誌のなかでもあまり上手くない作品を指して言われておりました。その意味は山場なし、落ちなし、意味なし の頭文字をとってやおい もしくはやおい本といわれておりいつのまにかいまのBL雑誌を指すようになりました。
ほんとにその頃はこの映画の芦田愛菜さんみたいに人目を忍んで読んだり交換したりしていたようです。

今作の特徴は例え体が老いようとも、楽しい趣味があれば楽しい日常がおくれるんだよ、と示唆しております。
先日見たPLAN75の対極にある作品とも言えます。75のほうは年寄は社会のお荷物として扱われるのに対して、今作は若い方への生きる指南としても表現されております。そして、安定した社会保障があれば自由に趣味をもって楽しく暮らしていける社会を映し出しています。

ちなみに、今作で二人が行こうとしたコミケ結局人での多さで断念しましたが結構正解です。ほんとにすごい人です。特に夏コミヤバいです。
実はコミケもコミティアも友人の、売り子として代理参加したことがあります。
その時はイラスト集のCDだったのですが、仕事が終わってからCD焼いたり、パッケージ作ったりして朝早くから行ってきたことがあります。
いまとなっては良い思いですね。
ちなみに、けっこうな枚数はけました。

今作が示すように
年齢性別その他趣味があって話が弾めばそれはもうなにものにも変えられない仲間ですね。それはフィルマークスにおいてもいえることなので
みなさん、これからも気軽に映画ライフを楽しんで人生をエンジョイしましょう。
さるやん

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