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僕らのままで/WE ARE WHO WE AREのchanmasuのネタバレレビュー・内容・結末

僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE(2020年製作のドラマ)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

面白かったー
ゆるい空間を描くのに、時間という制限があまり無いドラマはバッチリ合う。映画と日常系の食い合わせってあんまり良くないのでは?何かが起こる事を映画の方が求められてる気がしますよ。メッセージは本当にタイトル通りでしかない。ライブの曲然り。トランスの彼(彼女🏳️‍⚧️)は性自認に揺られている感じ。しかしライブハウスのスタッフと良い感じになるんだけど、トランスだよね?と言われて他人からそう言われると多分距離を感じてしまうのでは。自称するのと呼ばれるのって違うし。しかもそれってふわふわした感覚に基づいてるからそれやられると線引かれた気になっちゃうのかも。自分もライブスタッフのムーヴしてたかも。ヘテロ?と思われた人が同性ともキスしたり、揺らいでいる人が多い。そしてそこにいる人は感情のままに、情動に突き動かされて生きている。喜怒哀楽そのままにいる彼ら(あまりこの呼び方もドラマに合わないが)に苦笑いしつつ、でも誰しもそうだよねとも思う。)
規範なんて無いんじゃない?とグァダニーノに緩く囁かれてる気分。いやー良かった。何もかもが曖昧でノリ。
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