あちぴろ

SPEC〜零〜のあちぴろのレビュー・感想・評価

SPEC〜零〜(2013年製作のドラマ)
4.2
ドラマ版「SPEC」の前日譚。
左手を失ったキッカケとなったニノマエ(神木隆之介)との対決、瀬文(加瀬亮)のSITで起こった事件などを描く。
当時も放送された日に録画しながらテレビの前で楽しみに観ていた。

これを観るとドラマ版「SPEC」の謎が分かる。
地居(城田優)の悪だくみも、ニノマエが当麻(戸田恵梨香)を目の敵にしていた意味も分かる。

FBIからの帰国後は派手な赤いパンツスーツやピンクのパンツスーツなどを着ていた当麻だったが、左腕を無くしてから地味なグレーのスカートのスーツになったというのも分かる。この時点で左腕の召喚SPECも使ってたのね。

FBI時代の親友ナンシー大関(Simone)のSPEC、あらゆる電子機器を自由に操れる。
万能だなぁ。
今の時代なら尚更。
写真のみの出演だったけど、南野陽子が演じる母親という設定で、何故かスケバン刑事風のセーラー服とヨーヨーを使う娘の上野真帆(川島海荷)のSPEC、心臓を鷲掴みするというのも登場。母親役の南野陽子だからか、スケバン刑事風だし、土佐弁だし。笑
こういうところの笑いがかなりツボ。

元はコミカライズされた本作をドラマ版にしたとか。
観る順序としては映画「SPEC〜結〜」の前に観ておくのが良かったかも。

本作で一旦「SPEC」もコンプリート。
残りは「SIC's」と冷泉とサトリのスピンオフのみだー!

本当「SPEC」の世界観は大好きだ。

(2013/10、2023/10/7)
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