あちぴろ

The 8 Show ~極限のマネーショー~のあちぴろのレビュー・感想・評価

3.6
2024年は韓ドラファン泣かせの年なのか?
1月から話題となる様な作品が毎月の様に配信されて、同時に7〜8本観てたりする。
ま、こんな話韓ドラ一切興味のない人にはどーでもいい話なんだが。

さて、5月に入っても新しい話題のドラマが多い中、ふっと全8話のドラマがネフリで配信される。
現在、5月から配信の始まった「ヒーローではないけれど」でも主演のチョン・ウヒが出演。


貧乏やある事情を抱えた8人が招待され、同じ建物内で生き延びれば大金を手にできるという「THE8SHOW」。
8階まである各部屋に入口でカードを自分で選び指示された部屋に入る。
その部屋にはあるルールがあり、各部屋に入った【住人】たちがあるゲームをしながらその建物で過ごす時間を稼ぎながら生きていくというゲームだが…


どこか「イカゲーム」の様な雰囲気もある。
暴力行為だったり、ちょっとえちな雰囲気もあったりするし、蹴落とそうとする人間のエゴを目の当たりにする様な。
こういう発想って見せ方は違うけどどれも同じ様に胸くその悪い感じになったり、生き延び様とする人間の汚さが出たりと観ていて段々しんどくなったり、飽きてきたりする。

実際、1話から一気に6話まできたけど、小休止しないとしんどくなる気がして止めたくらい。
4〜5話あたりの胸糞悪さから一転するもまた5話の終わりで不穏な空気になるしね。



【キャスト】
❇️8階 チョン・ウヒ(芸術家):「恋愛体質」、「ヒーローではないけれど」など。
かなりイタめの女性。
❇️7階 パク・ジョンミン(映画監督):初見。この人のドラマ見た事ないんだなぁ。結構色々と出てるのに。
❇️6階 パク・ヘジュン(元野球選手、中古車店店員):「夫婦の世界」、「ミセン」、「マイディア」など。こういう役すると悪人顔なのよねぇ。
❇️5階 ムン・ジョンヒ(看護師):「バガボンド」?何の役?
この人があるゲームでおっぱいを揉まれそうになるんだが、揉まれる側より揉む側が棄権するという謎の展開。6話の行動読めたよねぇ。。
❇️4階 イ・ヨルム(駐車場係):「わかっていても(未見)」など。
長い物には巻かれろタイプの一番イラッとするタイプ。上層階でもないのにマウント取るのにイラッとする。
❇️3階 リュ・ジュンヨル(投資詐欺にあった青年):本作の主人公かな?全く見たことないし、主役というにはあまりに華のない(ファンの方には申し訳ないが)人。
❇️2階 イ・ジュヨン(消防の人?格闘家?):「ライブ(未見)」。この人が一番まともな様な偽善者の様な…
❇️1階 ぺ・ソンウ(サーカス団員、足に障害):「(映画)藁にもすがる獣たち」、「(映画)スウィンダラーズ」、「ライブ(未見)」など。
映画の作品が多い俳優さん。今回のキーになる人ではあるかな?…

と、ほぼこの8人で繰り広げられる。


トイレ問題が中盤以降に触れなくなるのよね。それをどうするとかのあたりはよかったんだが、増え続けるはずなのに部屋にあまり増えていかないし。
ちょん切られる階の住人、大丈夫なん?爪もやられて普通に歩けるのかな?
花輪送ってたけど、自分なら間違いなくちょん切った相手に復讐すると思う。あの性格の荒々しさなら。。。

ウヒちゃんの狂気沁みた演技は素晴らしい。
この人本当演技上手いと思う。

全8話の観察バラエティの様なドラマ。
サクッと観れるけど、なんかピリッとしなかったなぁ。
多分、それぞれの背景をあんまり映さなかったのもあるのかな。過去の話が短すぎる。3階の人の方がもっとサクッとで良かったんじゃ?
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