コーディー

タッカンジョンのコーディーのレビュー・感想・評価

タッカンジョン(2024年製作のドラマ)
3.6
ロッカー型の謎のマシンにより唐揚げになった娘を元に戻そうと、小さな機械会社を経営する父とそこに勤める従業員が解決策を模索していく…
出落ち感たっぷりな導入から、回を増す毎に正気を失っていく展開に混乱したけど、茶番と切り捨てられない妙な本気は伝わったw

愛する娘が唐揚げになってしまった父親の気持ち…察するに余りあるしw甘辛ダレが乾かないように保湿する件なんて笑いながら泣けてくる!
そんな奇想天外な現実に打ちのめされながらも娘を想い走り続ける父、一瞬でチープな茶番に転がりそうな物語を感情的な演技で繋ぐリュ•スンリョンがやっぱり最高!

と、ただでさえ奇抜な物語なのに登場人物たちも漏れなくクセが強いので中盤あたりでやや胃もたれしたしw結末も個人的にはスッキリしないけど、サクサクと勢いに乗せられる魅力はあった。
そして父親と、娘ミナに想いを寄せるアン•ジェホン演じる若きインターンとのバディ感も可愛いくて好感が持てる!

ただ〝イカゲーム〟以来、久しぶりに観れたチョン・ホヨンの出番が一瞬だったのはかなり残念やな〜
せっかく良いキャラやったのに、もっと物語に絡めても良かったんじゃね〜