あちぴろ

ワンダフルデイズのあちぴろのレビュー・感想・評価

ワンダフルデイズ(2023年製作のドラマ)
3.7
「顔面国宝」とまで呼ばれるチャ・ウヌと「セレブリティ」や「SweetHome」のパク・ギュヨン主演のラブコメ。

ウヌと呼ばせてもらうが、ほんとにどの場面を切り取ってもイケメン。
パク・ギュヨンはセレブリティは観てないけど、Sweethomeの若いお姉さん役の際に可愛いと思ってたので楽しみだった。

前世からの呪いにより、相手とキスをすると犬に変身してしまうヘナ(パクギュヨン)は高校教師。
飲み会の後酔っ払ってしまったヘナは好意をもつ相手と間違えて同僚のソウォン(ウヌ)にキスをしてしまう。
0:00~6:00までの間、犬に変身してしまうヘナは呪いを解くためには犬の姿のままその相手と再度キスをしなければならず。
ところが若い頃のトラウマで犬が大の苦手になったソウォンへのキスをするために姉ユナ(リュ・アベル)と姉の友人ウテク(チョ・ジンセ)の協力と、ソウォンの甥っ子でソウォンと暮らす教え子ユル(ユン・ヒョンス)の力を借りながらあの手この手を使ってキスをしようとするのだが…

と、まぁこのくだりだと面白そうだと観始めたんだが。
前世の呪いの原因となった同僚教師のボギョム(イ・ヒョヌ:「ペーパー・ハウスコリア」のリオ役)がどうにも怪しい。
さらに、なぜソウォンが犬を苦手になったのかなどがどんどん明かされていくんだけど、この前世の話しがどうにも長い。
なんとなくダラダラと進む。
ソウォンとヘナがくっつくあたりは盛り上がるんだけど。

最終回に至ってはそれいったの?と思うような突然の学生たちの文化祭。
尺を取りすぎ。
キスをしてしまって犬になったまま数年を過ごした叔父さん(キム・ヘジュン)が突然人間に戻ったり、人間のまま話せなくなったりとそのくだりいるんかなぁ。。と思えるようなところも多くてやや中だるみ感が多かった。

可愛いパク・ギュヨンとウヌを観るためのドラマだったかもしれん。
おっさんには少々楽しめる要素少なかったかも笑

共演は教頭役にユ・スンモク(「模範タクシー(検事長)」「ムービング(耳毛のおっさん)」、ソウォンの母役にチョン・ヨンジュ(「社内お見合い(セジョンの母親役)」)など。
あまりあちこちに出ている役者さんがいなくてその楽しみもなかったのも大きいかも。
同僚のあざとい女性教師役イ・ソエルが綺麗だったのと、一度観たらなかなかインパクト強めの豪眉の持ち主チョ・ジンセ(「私の夫と結婚して」にも出演中)が観ていて面白かった。

(2023/11/23~2024/1/12)
あちぴろ

あちぴろ