Rocco

一流シェフのファミリーレストラン シーズン2のRoccoのレビュー・感想・評価

4.5
まさかシーズン1を超えるとは!

BEEF(ネトフリのドラマ)を見た時、キャストが怒鳴り合うドラマって個人的に受け付けないと思ってすぐやめたのに、ベアーのうるささといったら!特にシーズン2第6話はドラマ史上に残る大嵐!

シーズン2は開店後から始まると思ったら、開店準備からだった。
スタッフがそれぞれ修行に行くのだけれど、前半は見慣れた美しいコペンハーゲンの街が出てきた上、シソのジュレの作り方とか、七匹の魚の饗宴とか、料理意欲を盛り上げるシーンや知識も沢山。

個人的には第6,7,10話が刺さった。7話は泣けた。母親のジェイミー・リー・カーティスの演技の凄さ。叔父のオリバー・プラットもよかった。あと、ウィル・ポールター、オリビア・コールマン、ジョン・ムレイニーと出番は短いけど忘れがたい演技。振り返ると、シーズン1のあれやこれやが、そうだったのかと納得する。

小ネタの仕込み方と回収の仕方、最後の落とし込み方等が実に見事。「ドナ」が何なのか、リッチーはなぜ寄生虫と呼ばれたのか、まだまだ解明するところがあるから、この先もずっと続くことに期待をかけて満点はつけないけど、満足度はとても高かった。不器用だけど一生懸命生きてる登場キャラみんな好きになっちゃった。尺も短いからまた一周しようかな。
Rocco

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