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アダマス 失われたダイヤのmimitakoyakiのレビュー・感想・評価

アダマス 失われたダイヤ(2022年製作のドラマ)
3.3
一時期チソンに魅了されて、立て続けに出演作をあさっていましたが、久しぶりのチソンもやはりかっこよかったです。
本作では双子の兄弟である作家と検事の一人二役を演じていて、髪型など変えてないんですけど、話し方や雰囲気で演じ分けていて、「キルミーヒールミー」の一人七役とはまた違った難しさがあったと思いますが、そこはさすがです。

父親を殺した真犯人を探す検事と、財閥会長の自叙伝執筆を名目に、凶器である秘宝のアダマスの在処を探す作家兄弟の話です。
ミステリアスではあるのですが、展開がゆっくりだし画面も暗めなので、たいてい見てる途中に眠気が来てしまい、あまり集中して見れずに見終わるまでに時間がかかりました。

隔絶と秘密と監視の財閥の屋敷やダイヤをふんだんにあしらったアダマスの存在、会長の私兵組織であるチームAや潜入捜査の特捜本、22年前の殺人事件など、謎がたくさんあるのですが、テンポがゆっくりであまり展開しないせいか推進力が弱く、また現実離れしてる感じもあり、あまり乗り切れずでした。
特捜本なんかは精鋭が集められた極秘組織のはずですが、イマイチ役に立ってないし、執事の声がうるさく演技が大袈裟なのもちょっと…。

キャストはチソンの他に、ソヒョヌやオデファン、イギョンヨン、ホソンテ、ソジヘなどなかなか豪華だし、カメオでアンボヒョンも出てたしで良かったんですけどね。
イギョンヨンは相変わらずいつもと同じような役柄(たいてい財閥の会長が大物政治家などの権力者)で、ソジヘも「愛の不時着」のダンのようなクールな役だったので、明るい役など全然違う役柄も見てみたいです。
でも、肌も髪もスタイルもお顔を何もかもが美しくて見惚れました。

エンディングのOSTは90年代のAOR的な雰囲気で揃えてあってムードがあって好みでした。

最後も謎が残る終わり方で、真相が気になるところです。
シーズン2とかあるのかな?

25
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